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教員募集のアイティーチャー
コラム・その他 学校インタビュー

多くの反響を頂いた第1回学校インタビューに引き続き、第2回学校インタビューを企画致しました。


教員に望まれる姿や長年の教員として蓄積された経験を元に、教員を目指す方に贈る言葉をアイティーチャーのコーディネーター菊地がインタビューに再び挑む。

(2014_01_20)東京学館船橋高等学校(TOPバナー)

今回は千葉県船橋市にある学校法人 鎌形学園 東京学館船橋高等学校に伺いました。

東京学館船橋高等学校1


 教育目標』
 
「自主自学」
1.自己の開発  かくれた才能を掘り起こし、これを豊かに伸ばす。
2判断と責任  是非・善悪を自主的に判断し、責任をもって行動できるようにする。
3.相互扶助   学校生活の中で、思いやりと相互協力の精神を育成する。
 
実社会に役立つ教育を通じて、個性を伸長し、生徒一人ひとりを生かし、勤労と協調の精神を養い、知識と技術を身につけ、国家社会に貢献することの出来る人材を育成しています。

東京学館船橋高等学校2

今回インタビューに答えて頂くのは、教頭 中山 和之 先生です。 

 
「学生時代に流した汗は裏切らない」
体中からそんなメッセージを放っている中山先生。体育科の先生としてもご活躍中です。
全国大会常連の強豪校と言われる男子バレー部の顧問兼教頭。様々な角度から生徒と向き合い、自身の信念を信じ歩み続けている中山教頭。
生き様が魅力になる!そんな気持ちで今回は読んで頂きたいです。 
中山教頭 (2)


それでは第二回「アイティーチャー菊地が行く!学校インタビュー」ご覧ください!
 
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教員になったきっかけとは
 

菊地
「先生すみません。また練習中にお邪魔します!」

教頭
「おっ!ナイスタイミング!インタビュー始めますか!」

菊地
「先生のその飾らない、いつもの感じでお答え下さいね。それでは宜しくお願いします。」
「先生はいつ頃から教員を目指そうと思われたんですか?」


教頭
「目指す・・・ん~なんかちょっと違うかな。正直、夢はバレーボールでプロになる事だったんだよね。教員の道を考えるようになったのは、高校生の時に恩師から言われた一言が大きかったな。『お前は先生に向いている』『指導者になれ!』ってよく言われていて、そこから学校の先生も良いかなと考えるようになったかな。大学4年の時は選手兼学生コーチだったんだよ。その時も当時の監督に『人を引っ張るのが上手い』という理由で抜擢してもらってね。監督に指導者に向いていると言われたらその気になるよね!(笑)」
 
菊地
「確かに先生は人を惹き付ける力が凄いですよね。菊地も先生に一生ついていきます!!って初めてお会いした日からそう思っていますよ。」


大学受験失敗から得たあきらめない努力の大切さ


教頭
「とにかく僕の人生はバレーボール一色。大学卒業するまでバレー漬けでプライベートな時間なんてなかったな。とは言ってもスポーツだけ頑張って勉強が出来ないっていうのは嫌でね。だから勉強も頑張っていたよ。まぁ大学入るのに一浪しているんだけどね。(笑)」

菊地
「あら。そうだったんですか。浪人時代のエピソード、是非下さい!!」

教頭
「実は学力には自信があったんだよ。自分は頭が良いと思っててまさか落ちるとは思いもしなかったな。その証拠に1校しか受験してないからね。(笑)」

菊地
「いや、それってかっこ良過ぎますよ先生。」

教頭
「そこから浪人生活がスタートしたんだけどね。とにかく必死に勉強したよ。目指せ〇〇大学!と高い目標を掲げてさ。1年間自分と闘い続けたよ。その結果見事に希望の大学に合格したわけよ。」

菊地
「いや~努力って凄い!」

教頭
「諦めなければ夢は叶うってあれ本当だと思うんだ。僕自身の人生がそうだからね。『こうなりたい』とか『絶対なってやる』と強く思い続けること、そしてそれを口に出すことって本当に大切なんだよね。僕はいつも夢や目標を声に出して見事に達成してきているから。それもこれも大学受験に失敗した経験から得ていると思っているんだ。なかなか成果が出なくても諦めない努力をすることが成功への道だと信じているよ。」

菊地
「夢を語ることが恥ずかしいと感じているインタビューをご覧の皆さんがいましたら、是非今日から想いを声に出していきましょう!」

教頭
「いいね~。そんな人に教員を目指してもらえたら嬉しいな。」
 
菊地
「ですってみなさん!!それでは先生、教壇に初めて立たれた時のことを教えて下さい。」

教頭
「凄い緊張してたな。だから全然覚えていない。授業はどうだったか分からないけれど、生徒達とコミュニケーションを取るのは得意な方だったかな!」


新任時代に心がけていた事

  
菊地
「でしょうね~。新任時代に何か心がけていたことってありますか?」

教頭
「毎朝一番に学校に入って、帰りは一番最後に出ていたね~。先生方のコーヒー作りも欠かさずにね。」

菊地
THE スポーツマンですね。」

教頭
「あははっ。無理矢理とかではなく、これくらいしか今の自分には出来ないという思いから自然にそんな行動になっていたな。それが良いとか悪いとかではなくてね。とにかくがむしゃらだったよ。」

菊地
「自らの考えで動くことって本当に大切ですよね。がむしゃらな先生の姿は誰よりも輝いていたと思います。そんな輝く背中を見て新しい先生達は育っていくんですね。」

教頭
「もちろん辛いこともたくさんあったけど、辞めようとは思わなかったな。バレーボールのおかげで忍耐力とか精神面の強さは鍛えられていたからね。若いころに数々の苦悩を味わったことが今でも活きているよ。」
 
菊地
「そんな中山先生がオススメする本などはありますか?!」

教頭
「僕はすごく本を読むんだよ。でね、同じ本を何度も何度も繰り返し読むようにしている。大切だなと思ったところにはアンダーライン引きながら。最近は人間に関する本とか哲学系が多いけど、教頭になってからはリーダーに関する本をよく読むようになったね。」


教員として必要な価値観


菊地

「何事も繰り返しの精神ですね。勉強になります。そんな先生の流儀は?!」

教頭
「『本気でやらないならやるな』『全力でやらなければ楽しくない』かな。」

菊地
「そんな先生が今、若かりし頃の自分に会えたとしたら何て言葉をかけますか?」

教頭
「面白い質問だな~。まぁ第一声は『お前のやってることは正しいよ。だからそのまま続けなさい』だろうな。ただ、自分の狭い世界で満足はするなよ!とも言うかな。」

菊地
「先生ってお付き合いされている世界が広そうですもんね。」

教頭
「心がけて教員の世界以外にも積極的に足を踏み入れるようにしているよ。だってさ自分より凄い人って世の中にたくさんいるんだよ。自分の知らない世界や新しい環境に身を置くことが出来なければ成長は止まると思っているからね。教員の世界が全てだとは思って欲しくないしね。」

菊地
「そうですよね。なので私達もこのように出会って今日インタビューさせて頂いてるわけですもんね。感謝しております。」

教頭
「そうそう。いつでも遊びにおいで。」


教員を目指している方々へ


菊地

「またすぐ伺いますね。それでは最後になります。教員を目指している人たちにメッセージをお願いします。」

教頭
「先生になると、どうしても謙虚さがなくなってしまいます。一見、自分が完成された人間だと思ってしまう事もある。でもそれは違います。頭を下げることを忘れなかった人間が本当の意味での先生です。“ありがとう”とか“よろしくお願いします”とか感謝の気持ちを当たり前に口に出せなくなったら、その時点で教員は辞めた方がいいと思います。あとは、自分にとってのキーマンは側にいるということ。よく“類は友を呼ぶ”って言うけど自分の事を本当に理解してくれている人は苦しい時も側にいてくれるよ。だから頑張れ!!そして、表面上に結果が出ていなくても、水面下では確実に変化していると思って簡単に諦めないで欲しい。諦めない努力が出来れば絶対に君たちは成功する!」

菊地
「熱いメッセージありがとうございます。中山先生、本日はお忙しいところ本当にありがとうございました。」

教頭
「こちらこそ!またいつでもおいで!」 

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ということで第2回「アイティーチャー菊地が行く!学校インタビュー」皆さんいかがだったでしょうか。
 
中山教頭先生はいつお伺いしても歓迎してくれるんです。
初めてお会いした日も時間を忘れて色々なお話をさせて頂きました。
勝手ながら初対面の時からビビっとくるものがあったんですよ。(笑)
何より嬉しいのが、いつも本音で話してくれる事です。
ストレートにぶつかってきてくれる先生の温かさは菊地の心のよりどころとなっています。
先生と出会って気付いたことは、『いつも変わらぬ自分でいることの大切さ』です。
 
今回のインタビューを通して、“実現させなければ意味がないなんて諦めるより、こんな夢があるんです”と胸を張って言える人が1人でも増えてくれることを菊地は願っております。
 
東京学館船橋高等学校の皆様、お忙しい中お時間を頂き誠にありがとうございました。
これからもアイティーチャーの菊地を末永く宜しくお願い致します。

学館船橋
 

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