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pic_g093【教員採用試験対策1】面接の質問内容と対策を押さえよう!

各自治体の教員採用試験が始まりました。東京都では私学適性検査も8/27(日)に行われます。

筆記に追われ、さて2次試験の準備に本格的に取りかからねば!と考えてはいても、面接や論作文の対策法が分からないという人もいらっしゃるのではないでしょうか?
また私学教員をお考えの方は、11月頃から徐々に面接、模擬授業も始まってきます。

そこで、今回は面接試験の対策にお役に立てればという思いから、回答例をご紹介していきたいと思います。
是非参考までにお読みください。

【質問】あなたが教員に向いていると思うのはなぜですか

いきなり、教員に向いていることを前提にした質問です。
自己アピールにも似た返しが必要ですね。
↓過去にアイティーチャーのコラム、「面接のマナー」でもご紹介していますが、

コラム記事はこちら→ http://ai-teacher.blog.jp/archives/7027789.html

『自己アピール?』
★自己アピールとは、面接官が期待していることを予想して、それに沿った発言をすることで始めて意味を待ちます。「私はこんなことができます」ということを一方的に話すのではなく、「(面接官は)こんなことを期待しているようですが、私はこういうかたちでそれに応えることができます」というコミュニケーションを成立させることが非常に重要です。
★ポジティブな姿勢を前面に出すようにしましょう。同じ内容でも、「指導経験が少ないので、自信がありません」と言えばネガティブな発言に聞こえますが、「指導経験は少ないですが、御社の指導方針を柔軟に受け入れてそれを実行できるように努力します」と言えば、謙虚かつ正直でありながら前向きな姿勢を伝えることができます。


漠然とした内容ではなく、「何を、どのように、どうする」などについて明確にすることを念頭に入れましょう。

【回答例】
子どもたちが下校時に「明日も来たい」と思える学校生活を送らせることができる教師になるのが私の理想です。そのためには、子どもの思いや願いをしっかり受け止め、良さを引き出し育てることのできる『力』が重要だと考えます。
私は素直な気持ちで人と接することを大切にし、常に相手の良さを見いだすよう努めています。幸い友人にも恵まれています。これは部活動での生活を通して、目標は同じですが、それぞれの考え方は違っている中でも、お互いの良さを認め合い、相手を信頼することが、一人ひとりの活動を充実させる原動力だと学び取ったからです。
このことは、子どもの学校生活で一番充実感を持たせることのできる学習指導での教師のかかわり方の基本になるものと考えます。今後とも、常に相手の身になって、よりよい人間関係が築ける自分になれるよう努力していきたいと思っています。

【コメント】
教師に求められているのは、子どものために労を惜しまず、組織の一員としての自覚と役割を果たし、自己啓発に励むことですね。自らの体験から学び取ったことを長所として認識し、素直にこれからの教師生活に生かしていこうとする姿勢は期待が持てます。教師の本分である子どもの学習活動の充実に向け、子どもたちの能力や興味・関心を引き出し、生かそうとする意気込みも感じられました。

以上、【教採対策2】に続く
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