第3章 指導者としての基本

教師への第一印象は、教師の何気ない言葉づかいや行動によって大きく左右されます。教師としてふさわしい振舞い方、身だしなみ、言葉遣いなどについて考えてみましょう。

1. マナー

(1) 身だしなみのポイント

①華美でない服装…指導にあたっては、スーツなどきちんとした服装に心がけ、華美であったり、だらしない服装は慎みましよう。一番多感な時期の子どもたちを対象としていることをよく理解しておくことが大切です。特に、Tシャツ、ジーパン等カジュアルなもの、肌を過度に露出するものや高価なアクセサリー類も避けましょう。特に染髪、ネイル、化粧は節度を保ち不快感を与えないように心がけましょう。

②身体の清潔を保つ…服装に気をつけることはもとより、身体の清潔を保つことも大切です。髪型、ヒゲ、爪、口臭等にも気を配る必要があります。

③美しい姿勢と溌剌とした動作…身だしなみとともに、きちんとした座り方や立ち振る舞いは好印象を与えます。背筋をピンと伸ばし、無駄のないテキパキとした動作は、信頼感を得ます。
その他、儀式や行事の時の服装やマナー等は先輩教師の指導を仰ぐことも大切です。

◆子ども達は見ています。そして、知りたがり屋です
◆保護者はもっとしりたがり屋です。
「先生、いつも同じネクタイだね」 「ズボンがシワだらけだね」 「先生、年いくつ?」 「独身なの?」 「きれいな○○持ってていいなぁ」 「先生、字がきれいだね」 「その服、派手だね」 「今日は、お化粧濃いね」
伝えること、伝えない方が良いこと、立ち入らせて良いこと、いけないことなど指導を通して教えていきましょう。
コミュニケーションをとることは大切ですが、けじめを持たせることも大切です。


(2) 言葉づかい
 
言葉づかいは、わかる言葉、温かい言葉、美しい言葉、心に響く言葉、を大切にしなければなりません。「良くやったね」「ご苦労様」などの言葉はやる気を起こさせます。
また、「こんなこともできないのか」「馬鹿じゃないか」など、児童生徒を傷つけるばかりでなく信頼関係を損なうことになります。ポイントは
①すんであいさつ…あいさつはコミュニケーションの第一歩です。「相手の目を見て、明るく元気良く、先に」声をかけるようにしましょう。案外、大人の方があいさつは苦手です。背筋を伸ばし、おじぎをするように習慣づけましょう。
②大きな声ではきはきと…授業については勿論、はきはきと大きな口調で発言します。話し手の自信が聞き手に伝わり、聞き手は「この先生なら大丈夫」という安心感を抱きます。
③丁寧で親切な言葉で…会話の際に気をつけなければならないのは、口調だけではありません。相手に不快な思いをさせないようにできるだけ丁寧な言葉を使うようにしましよう。特に授業中は、くだけた言葉を使うこともありますが、時として相手を傷つけます。教師としての品性や常識に欠けることのないように気をつけましょう。
④正確な意味や用法で…正確な言葉を使わなければ、相手に正確な内容を伝えることができません。特に保護者や目上の相手には敬語を使うことになりますが、敬語と謙譲語を混同することが多いので使い方に気をつけましょう。また、「ら」抜き、「い」抜き等、省略せずに正しく使いましょう。

(3) 組織の一員としての自覚

これまでの経験の有無に関わらず、着任と同じに保護者・児童生徒にとっても学年・クラス・教科の責任となり、所属する学校組織の一員として全力で教育活動に努めなければなりません。「初めてだから」「良く分からないから」では、通用しません。保護者はすでにベテランとして見ています。そのため、放課後の職員会議をはじめ、教科部会などにも参加し、学校全体の流れや様子を早く的確に把握することが不可欠です。また、先輩教師に聞くことです。
学校や塾などの職場の様子を知るには、自らも情報を積極的に発信するとともに、些細なことも報告し、互いに連絡、相談することも重要です。
当然、塾であっても、塾長や主任の指導に従い、職務を全うするよう努めなければなりません。

第4章 服装(指導者としての(コンプライアンス) >>

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