今回は埼玉県屈指の進学校の校長先生へインタビューを行いました。教員として自身を支える原動力や、教員に必要とされることを経験を踏まえてお答えいただきました。
 
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今回お伺いしたのは、埼玉県さいたま市大宮区にある大宮開成中学・高等学校です。

『校訓』

「愛 知 和」
生徒自身の自主性や創造性を伸ばし、自らの実践や創意工夫によって21世紀を担う調和のとれた人間教育を実践しています。


『指導重点目標』

1.自立性・自律性の涵養
2.継続力の高揚 

生徒自身の自主性や創造性を伸ばし、自らの実践や創意工夫によって学びとる教育を行っています。

 

 大宮開成中学・高等学校

今回インタビューに答えて頂くのは、校長 山中 克修 先生です。

皆さん!!山中先生の笑顔は俳優さん並に素敵だと思いませんか??
菊地は山中先生の笑顔を見るためだけに足を運んだことがあるくらいです。(照)
私のことをいつも気にかけてくれる先生の優しさ。元気いっぱいの声でお電話を頂く度に疲れがどこかにいってしまいます。
今回のインタビューでは普段はなかなか聞くことの出来ない“ご家族”に対するお話も伺うことが出来ました!

それでは第8回「アイティーチャー菊地が行く!学校インタビュー」ご覧ください!

 

教員を目指そうとしたきっかけとは  

菊地
「本日は包み隠さず色々なお話をお伺い出来ればと思っております!(笑)よろしくお願いします。それでは、山中先生が教員を目指されたキッカケを教えてください。」

校長
「包み隠さずね(笑)いいですよ。教員に対しては小学校の頃から意識をしていました。家業が魚屋だったのですが教員一筋!両親も応援してくれて何の迷いもなく夢を追うことが出来ましたね。」

菊地
「個人的には先生の魚屋姿も見てみたかったですね~!!」

校長
「大きなキッカケになったのは小学校時代の担任との出会いです。興味が持てる授業で、常に子どもたちの良いところを伸ばしてくれていました。私たちを認めてくれていたんですね。」

菊地
「人は認めてもらえると自信を持てるようになりますからね!夢は教員一筋だったという山中先生、初めて教壇に立たれた時のことを覚えていらっしゃいますか?」

教員として一番難しかったこと

校長
「一番覚えているのは公平にすることの難しさですね。当校が当時女子校だったということもあるかもしれないですが、自分では“公平”だと思っていても生徒からすると“公平ではない”と思われてしまうことが多々ありました。話しかけてきた生徒と話すことは普通のことですが、自分から教員に話しかけることが苦手な子もいるわけで・・・。些細なことでも生徒の受け止め方一つで“理解されない・誤解を招いてしまう”こともあるんだなと痛感しました。ですが周りの先生方の支えもあったおかげで、教員を辞めたいと思ったことは一度もないです!」

菊地
「素晴らしい!!まさに先生にとって教員は天職ですね。今でも授業をしたいなと思われますか?」

尊敬する先輩からの一言 

校長
「したいですね~。担任もやりたい!つい最近も娘にそんな話しをしたばかりです。(笑)天職かどうかは正直分からないけれど、いつも自分に言い聞かせてきたことがあります。『生徒に今、理解してもらえれば最高。でも理解出来るのが卒業した後、社会人になった後、親になってからかもしれない。それで十分じゃないか。』と思ったら少し楽になれたんです。これは私が尊敬している先輩教員から言われたことなんですけどね。」

菊地
「なるほど。本当の意味での“結果出す”ということに“スピード”は関係ないということですね。」

校長
「教員とは『人気商売』だと思っているんです。信頼を得て人気を得る!若い頃は熱意だけでもOKだと思っていましたが、年代ごとに教員は変わっていかなければならないといことに気がついたんです。きちんとした信頼関係を築き、また惹き付ける授業が出来るようになることが大切です。一番大切なことは『子どもたちをこよなく愛すこと』ですけれどね。」

菊地
「年代ごとに変わっていくことを自身で楽しむ必要がありそうですね。では、先生が感じる教員のやりがいとは何でしょう。」

教員としてのやりがいとは

校長
「やはり一番は子供たちが成長してくれることでしょう。教え子が自分を追い越してくれることが最大の喜びですね。追い越すことを結果で判断するのではなく、生徒と話している中で『成長したな、大人になったな。』と実感できたら幸せですよね。もちろん我々教員も子どもたちに簡単に追い抜かされないよう、日々自己開拓して自分磨きの姿勢を忘れてはいけません。」

菊地
「先生方は追い越されないように、生徒さんたちは追い越せるように・・こんな関係を築けたら最高ですね。」
「先生を支えてくれているものとは、ズバリ!!」

校長
「やはり家族の存在ですね。よく『仕事と家族どっちが大切だ!』とかって言葉を耳にするけど、迷う必要なんてないんです。絶対に家族なんですから。正直そんなことを考える事自体がナンセンスです!仕事をする上で最も大切なことは“心身ともに健康であること”その健康に欠かせないのが家族です。私の場合はおかげさまで家族が長年しっかりとサポートしてくれています。だから外でしっかりと仕事を頑張れるんですよ。本当に感謝しています。」

菊地
「素敵です。お家では素敵な旦那様でありパパなんでしょうね。今度山中家に突撃訪問させて下さい!(笑)」
「そんなマイホームパパの山中先生が目指していた理想の教員像ってありましたか?」

理想の教員像とは

校長
「両手が使える教師です。何事もバランス良く出来る教師を目指していました。特に授業力がない人は本当にダメです!正直熱意が足りないという現れだと思います。子どもたちのことを本当に考えて行動していないから授業力が付かないんです。少しキツイことを言うようですが、長い間努力しても授業力がつかない場合は、別の道を考えたほうが良いかもしれないですね。自分自身で今後可能性があるのかどうかを感じ取ってくれることを願います。」

菊地
「授業力・・教員にとって必要不可欠なものですよね。自身のことは己で気付き考えていかなければいけない。自分と向き合うということをしていかなければ成長はないということですね。」

校長
「そうです。それに“教員の常識が社会の常識ではない”ということも忘れずにいてほしいですね。」
 
菊地
「心に響くメッセージありがとうございます!」
「ではここで、山中先生オススメの本をご紹介いただきましょう!」

校長
「この一冊を読めば良いというものではないです!とにかくたくさん読みましょう。新聞もいいですね。たくさんの言葉から自分の引き出しを一つでも多く作ることが大切です。当校では職員皆でオススメな新聞記事等を共有しています。」

菊地
「職員で共有!最強のチームワークですね。」
「では続けて『先生の流儀』を教えて下さい!! 」

校長
「『誠を尽くす』誠意に勝るものはないです。教員の基本とも言えますね。何事にも精一杯対応することが大切ということです。」

菊地
「私も大好きな山中先生に誠を尽くすことを誓います!!」
「先生、今若かりし頃のご自身に会うことが出来たらどんな言葉を掛けられますか?」

校長
「『もっと勉強すべきだ』」と言いたいです。とにかく私は生意気でしたからね。相手を問わず自分の意見を言っていましたよ。(焦)けれど私自身“生意気”な人は好きです。生意気って視点を変えると“向上心の表れ”だと思うんです。それに『自分だったらこうありたい!こう出来る!』と思っている人は素敵じゃないですか。しかし終始“生意気”なのは少し違いますね。全体を見られるような人間にならないとダメ。そうしないと自分の意見を言うことの意味がなくなってしまいます。私は偉くなりたいと思ったことはないですが、『自分の意見を述べることが出来る場に出たい!』とずっと思っていましたよ。」

菊地
「生意気な人が嫌いでないということで・・・菊地安心しました(笑)全体を見て行動出来る人になれるよう私も頑張ります。」
「それでは先生、最後に教員を目指している方・現役の先生方に一言ずつお願いします!」

教員を目指している方々へ

校長
「“理想の教師像”いわゆる今後どんな教師になっていきたいかということを自分なりにまとめておくことが大切です!」

教壇に立たれている先生方へ

校長
 「 『どんな学校にしていくか』『どんな生徒を育てていくか』ということを考えると同時に、“自分は何をしなければならないのか・鍛えなければならないのか”ということを考えてみましょう。現状を認識しているだけではダメです。夢を持ち前に進んでいきましょう!」
 
(2015_04_06)大宮開成中学・高等学校 (2)

 


ということで第8回「アイティーチャー菊地が行く!学校インタビュー」皆さんいかがだったでしょうか。

ご家族のことを話している先生の表情は本当に素敵でした。こんなにかっこ良く、そして魅力のある旦那様を射止めた山中校長の奥様にも、インタビューをしてみたいと心から思った菊地です!

先生は常に周囲の方への声掛けを忘れません。インタビュー後の写真撮影の際にも、新任の先生方に気さくに声掛けされていました。こんなに大きな愛情で見守ってくれる校長先生がいる学校で働ける先生方は本当に幸せだと思います。
そして最後に・・・山中先生から頂いた『最大の悪=何もしないこと』と言うメッセージ、菊地の2015年度の抱負にさせて頂きました! 
編集
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