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教員募集のアイティーチャー
コラム・その他 学校インタビュー
第5回の学校インタビューは、初めての女性へのインタビューをさせて頂きました。
女性ならではの苦悩を乗り越えてきた経験や、生徒との深い絆を感じることができたエピソードなどを交えてお話頂きました。

(2015_02_11)日本航空東京サテライト

今回お伺いしたのは、東京都墨田区にある日本航空高等学校東京サテライトです。

『日本航空学園建学の精神』

一、礼節を尊び忍耐努力の精神を体得すべし
一、熟慮断行以て、風林火山たるべし
一、至誠一貫、信義を重んずべし
一、質実剛健、文武両道に徹すべし
一、敬神崇祖を以て伝統を承継し祖国を興隆すべし

日本航空東京サテライト

アットホームな空間の中で、少人数制でのきめ細やかな指導を行っている学校です。
学習システムの中でiPadを導入することで、場所を選ばず学べる環境を実現しています。

今回インタビューに答えて頂くのは、副校長 佐久間 京子 先生です。

「菊地さん!いらっしゃい。」といつも元気いっぱい私を迎えてくれる佐久間副校長。先生の周りはいつも笑顔で溢れています。細かなお気遣いが、いつも私の心を温かくそして優しい気持ちにしてくれます。目配り・気配り・心配り!簡単なようで実は一番難しいことを先生は自然に行える方です。同じ女性として憧れの存在です。
今回のインタビューは働く女性の方々にも是非読んで頂きたい内容となっています!

それでは第5回「アイティーチャー菊地が行く!学校インタビュー」ご覧ください!
 

教員を目指そうとしたきっかけとは  
 

菊地
「先生、本日は宜しくお願いします。ざっくばらんに色々と先生のお話をお伺い出来ればと思います!では佐久間先生が教員を目指されたキッカケから教えて下さい。」

副校長
「こちらこそ宜しくね!教員になるキッカケ・・・短大の保育実習で様々な事情を抱えている子どもたちの施設に行ったんです。そこで心が荒んでいる子や世の中から外されている子たちに出会ったのがキッカケかな。この子たちを立ち直らせたい!と強く思ったんです。でもその施設で働くには教員免許が必要だったので大学に編入したんですよ。」

菊地
「そうだったんですね。先生は英語の先生ですよね!免許取得の際に英語科を選択した決め手は?」

副校長
「文系の科目しか取得出来ない大学だったから、その中で一番興味のあった英語にしました!小学校2年生から大学までバレーボールやっていたので、教員になるなら体育の先生がいいと思っていたんですけどね。でも英語の先生になって良かったなと今は心から思っています。あとスポーツ少女には珍しく音楽系も大好きだったんです。オペラ歌手を目指していたほど。」

菊地
「色々なことにチャレンジしている人って本当に素敵だなと思います!先生、初めて教壇に立った時のことを覚えていますか?」

副校長
「私ね、人の名前を間違えてしまうことが多かったの。特にイントネーションでは色々と恥ずかしい思い出もございます!(笑)当校はその当時、大半が男子生徒だったからよくからかわれたりもしたな。でも励ましてくれたり、同情したりしてくれて『ミスしてもめげずに頑張っているね!』と声を掛けてくれる生徒も多かったので未だに感謝しています。」

菊地
「先生可愛い!私が生徒だったらいつもベタベタしていたことでしょう。(笑)」

副校長
「うちの学校は全寮制だから、お姉さんのような存在でもあったと思いますね。学校の中だけの付き合いではなかったのも大きかったかな。」

菊地
「佐久間先生のような素敵な先生が側にいてくれたら生徒さん達も寂しくなかったと思います!では先生、教員になって一番苦しかったことってズバリ何でしょうか?」

女性として苦悩したこととは

副校長
「生徒とか保護者との間で苦しかった思い出はほとんどないかな。でも・・・女性ならではの苦悩はありました。私の場合は、結婚をするなら学校を離れなければならなかったんです。女性はどうしても一度は現場を離れなければならない時が来ますからね。私の場合は結婚と妊娠を機に一度退職をしました。ですが当校の理事長に助けられ、子育てが少し落ち着いた頃に再度声を掛けて頂いたんです。まずは学校の生徒募集の営業から復帰したんですよ。気付けば営業は18年くらい経験しました。」

菊地
「営業!確かに先生向いていそうです!いつか一緒にお仕事出来たら菊地幸せです。(笑)では営業職から何を機に教員へ復帰されたんですか?」

副校長
「その当時は東京サテライト校の生徒数が驚くほど減ってしまっていて・・・。そんな時に副校長として声が掛かったんです。今までの営業経験を活かしながら東京校を盛り上げてほしい!とのことでした。有難いことに3年で倍の数まで生徒数を増やすことが出来ました。」

菊地
「3年で倍ですか!なかなか出せる数字ではないですよ。やはり佐久間先生営業向いているんですよ(笑)では、営業マン&教員の佐久間先生が思う教員のやりがいとは何でしょう?」

教員としてのやりがい

副校長
「やりがいって生徒たちから返ってくるものだと思います。“子どもたちが求めていることにどれだけ気付けるか”ということが大切ですね。お互いの気付きは常にタイムリーであることが重要だと思います。これは保護者の方達に対しても一緒です。」

菊地
「迅速な対応。これは働く全ての人に通ずるものですね。」

副校長
「こんな思い出もあります。産休明けの最初の学園祭の最中に、私の父が倒れてしまったんです。その際に大量の輸血が必要だったのですが・・・その時も理事長が生徒達に声掛けをしてくれて、楽しい学園祭の最中に数名の生徒たちが病院まで来てくれたんです。おかげで父は現在も元気です。心から感謝しています。」

菊地
「いや~それは感動です。強い絆があったからこそのお話だと思います。先生の日頃の姿を生徒さん達はしっかりみていたんでしょうね。」
「ここでガラッと質問が変わりますが・・・先生のオススメな本をご紹介下さい。」
 
副校長
「『人生でいちばん大切な10の知恵』です!当校の理事長である梅沢会長が執筆されたんです。私の恩師でもある会長の本です。菊地さんも是非読んでみてね!」

日本人に必要とされる流儀とは

菊地
「早速読ませて頂きますね!」
「では次に、先生の流儀を教えてください。」

副校長
「『白黒ハッキリ!』です。これは大学の頃の留学経験から得たものなんですが、アメリカ人と出会って教えもらいました。日本人は“ファジー”だということを。いわゆる曖昧な答えが多い。YesやNoをはっきりさせることは本当に大切なことです。それがグローバルな社会にも繋がっていくと思っています。」

菊地
「何事もグレーに頼ってはダメということですね。菊地も気をつけます(笑)。それでは先生、若かりし頃のご自身に今お会い出来たとしたらどんな言葉を掛けますか?」

副校長
「実は今でも両親のベッドルームに私が採用になった当時の写真が飾られているんです。じゃあ・・・『チャーミングだね』『ピュアだね』と声掛けるかな?!(笑)教員としてだったら『教員の道は間違えていない、“一心一道”』と声を掛けますね。」

菊地
「佐久間先生は今が一番チャーミングですよ。(笑)もっともっと先生のお話を聞いていたいのですが・・またの機会のお楽しみということで!では先生、最後の質問です。教員を目指している方、現在教壇に立たれている先生方にメッセージをお願い致します。」

副校長
教員を目指している方々へ

「今の子供達は自分の考えをしっかりと主張出来ます。自分の意見をはっきり言える子達に対してその場その場で的確な指導をしていかなくてはなりません。“我慢したほうがいいことかどうかの判断”“咀嚼して相手に伝えることの大切さ”“言って良い事と悪い事”など人としてのマナーをしっかりと教えることがとても大切です。また『ありがとう』『すみません』などの言葉はまずは教員が言いましょう!それから子どもたちです。先生の姿を生徒たちはしっかりと見ています。行動で生徒達に指導することも大切ということを忘れないで下さいね。」

教壇に立たれている先生方へ

「悩んだ時は教員に限らなくていいので誰かに相談しましょう。とにかく言葉にして吐き出しましょう。あとは社会性を持つことが大切です。一番は『土日をどのように過ごすか』です。習い事でも趣味でも何でも良いです。地域の行事に参加することもとても良いことですね。社会貢献をすることが何よりも大事ということを知って欲しいです。よく『教員は世間知らず』という言葉を耳にしますが、そんな風に思われないようにしていきたいですね。楽しいことを見つけ、休日はリフレッシュして頑張って下さい。応援しています!」

菊地
「先生ありがとうございました!インタビューを通して先生の新たなチャーミングな部分が知れて良かったです。また近々お会い出来る日を楽しみにしています。」

日本航空東京サテライト2ショット
 
   
ということで第5回「アイティーチャー菊地が行く!学校インタビュー」皆さんいかがだったでしょうか。

相手の気持ちや考えを受け止め、一緒に歩いてくれる佐久間先生。
佐久間先生へのインタビュー中、「我が職員はファミリー」「家庭と同じようなスタイル」「私が守らなければ誰が守る!」などという言葉が印象的でした。
先生は全力で相手のことを受け止める覚悟がある方です。

先生の熱意は生徒さんに対してだけではなく、保護者の方や職員の皆様そして外部の方に対しても同じです。
私自身も佐久間先生のような素敵な女性になれるよう、日々自分磨きに勤しんでいきたいと思っております!!

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